新年のごあいさつ
公益社団法人 大阪聴力障害者協会
会 長 大 竹 浩 司
あけましておめでとうございます。皆さま、お元気で新年をお迎えのことと存じます。昨年は会員をはじめ多くの方からご協力やご支援をいただきました。厚くお礼申し上げます。
昨年もコロナ禍に悩まされた一年でした。その中で一部の行事やイベントは対策をたてて実施した結果、大きな事故がなくすんだことは幸いでした。相変わらず、今年も収束は見通しがつきませんが、会員のみなさん、健康には十分留意されますよう、くれぐれもお願いいたします。
昨年のビッグニュースです。5月に障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法が公布・施行されました。これは12年間の私たちの運動が実ったわけですが、この法律を実際の生活に生かすにはこれからの取り組みにかかっています。気を引き締めていきましょう。
もう一つは、9月に2025夏季デフリンピック東京開催が正式に決まったことです。あと3年しかありませんが、聞こえないアスリートや子どもたちに大きな夢をあたえるもので、また私たちはこの機会に障害のあるなしにかかわらず、すべての人が明るく暮らせる共生社会をつくるチャンスでもあります。ただ最近の10年は当会会員数が下がる一方ですが、今年こそ上向きになるよう、役員一同頑張っていく所存です。引き続き当会へのご指導ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
(ろうあ大阪 2023年新年号より)